ダルクの仲間達


ヨウタ

  入寮して2年4か月が経ちました。入寮する仲間が一気に増え、住む場所も変わりました。ですが、気持ちは変わらず、ここに居続けています。働く動機も責任も感じません。不適切な事態に、ただただ困惑し、人生の修復に強迫的に追われる日々です。同性愛者として、どう生きればいいのかもわからず、ここで年を取るだけなのかと落胆し、変に覚悟も決めています。ここから出ても自分には生きようがないと心が感じているのが実情です。

カク

 スパークリング大会で判定負けでした。悔しいです。でも2月26日にアマチュアだけど、今度は公式の試合に出ます。すごく楽しみです。練習も日曜日以外は毎日行っていたけど、最近不調で練習中気が抜けてしまっています。(スランプ)気を入れ替えるのと貯めるために、ちょっと練習を休んでいます。こんなんで大丈夫かなぁ〜と思っています。試合で負けても悔いは残したくないし、次に生かす負け方をしたいです。もちろん勝つ練習をしているし、勝つために試合に出ます。今やっている練習を試合で全部出し切りたいです。キック、バイト、ミーティング、前も書いたけど、今は目の前にあることをやっていきます。

 
シバタ

 入寮して1年7か月が経ちました。シンナーから薬物使用が始まり覚せい剤にそまりつつ病院に移りました。頑張って出ようとしたものの、一網打尽、出れず反省ばかり、出れず後悔のウズでした。反省できずたどり着いたところはダルクでした。今はダルクのみんなと仲よくやっていくことが出来ていますし、たどり着くところは職員さんのとこです。職員さんに言われました。ちゃんとこなしていくことを、ふらちなとこをプログラムをちゃんと受け、運動に参加し、悪いとこを直すとよいことを言われました。ちゃんと頑張っていくつもりです。職員さんに今はあこがれています。職員さんと一緒に頑張りつつ、身に備えていきたいと思います。

 
マリナ

 名古屋DARCに通所するようになって2月で1年になりました。2回目の1年のバースデーも今回は病院ではなく仲間たちと普通に迎えられそうでとてもうれしいです。今ステップ4をやっていますが、まだまだ過去のモラルの棚卸表を書くことがしんどくて自分自身と向き合うことに恐れや不正直な自分がいます。でも、やらないことには就労プログラムにも進めないし、ちゃんと書き上げて、社会で今年は働き始めたいので過去の自分と向き合っていきます。プログラムから逃げたくなる時もたくさんあるけど、実現していきたい未来や目標や希望が、今の自分にはあるので、自分なんてどうでもいいと思っていた過去と違って、まずは自分自身、支えていてくれる家族、それにまわりにいる仲間を大切に1日1日過ごしたいです。

ナル

 ダルクに来て11か月が過ぎました。ダルクの生活は20代の自分にはかなり難しい状態でしたが、色々と出来るようになりました。最近では服の買い物に行きました。色々と試着をしましたがサイズが合わないものが多くて選ぶことが難しかったけど自分の好きな服が買えて嬉しかったです。病院の処方薬も減り、体の調子も良くなり安心しています。これからもプログラムを生かしながら回復していきたいです。

 
マサヒロ

 ダルクに繋がり11ヶ月が経ちました。順調に行けば来月にはバースデーを迎えることになりました。最近は、少しずつ運動や筋トレに力を入れるようにしています。自分は人とのコミュニケーションに問題があるのですが、その問題はやはりなかなか難しいです。いつの間にか、ダルクの中でもベテランになってきました。サポートされる側からサポートする側になりました。しかし、自分はコミュニケーション能力の低さからどうサポートすれば良いのか分からないことが多々あります。この機会にそういったところも成長できればいいかなと思います。

 
 
マサト

 ダルクに来て10か月が経ちました。ここの生活はもう慣れてきました。最近は筋トレを頑張ってやっています。体つきも変わってきて80kgまで上げれる様になってきたので筋トレをするのが楽しくなってきました。新しい仲間が増えてきて、自分がサポートする側になり、すごく大変です。そんな時、自分の悪い所が出てきてもうイヤだなと思い逃げることばかり考えてしまいます。きちんと自分と向き合うことを今は練習しているところで、とても難しく思うけど、もう過去の生き方には戻りたくないから薬に逃げません。薬を使っても問題は解決しないのに使いたくなってしまう依存症の病気と向き合い使わなくても楽しい毎日が送れる様に少しずつ回復していき頑張っていきます。

 
ヤマザキ

 ダルクに入り4ヶ月が過ぎました。依存症(クレプト)に向き合い良い人間になろうと決心して通い始めました。3ヶ月頃まで、ただ毎日通い、訳もわからずミーテイングに参加するだけでした。何を頑張れば回復できるのか、まったくわからない日々でした。でも毎日仲間と生活するうちに、自分の性格や考え方の欠点から起こる問題がいくつも浮かび上がってきたのです。口げんかをしたり、相手を不快にさせたり、ラクなやり方を選んだりとか・・・etc そして、その時々にスタッフや仲間から単純だけど的確なアドバイスをもらい、自分の行動を変える練習をするようになりました。この方法が良いかどうか分かりませんが、長い間、気付かず自分流に生活していた毎日を、指摘された事から変えて取り組んでいこうと考えています。仲間がいないと気付けないことばかりです。これからもよろしくお願いします。

 
トモ

 私は昨年の11月に4ヶ月の仮釈放をもらって、やっと外の世界に出てくることができました。塀の中にいた頃は、こんなに厳しい作業をしている人だから、外に出たら、どんな仕事でもできると思っていました。でも、外に出た私を待ち受けていたのは現実の世界であり、塀の中にいた頃は、あんなに外に出たかった、自由になりたかったのに、いざ外に出てみると何をどうしたら良いのか分からない毎日で、もう一度塀の中に戻りたいと思っていた時期もあり、そんな時、頭をよぎるのは、やはり薬物のことばかりです。でも、これ以上、親や今の私を支えてくれている人たちを裏切ることはできなくて、私は助けを求めたどり着いたのが今の施設でした。職員や先行く仲間から教えてもらえることは、本当に沢山あり、感謝の毎日です。同じ苦しみ、辛さを分かち合ってもらえる今の私にとって、本当に大切な聖域です。誰のためでもない、自分自身のためにこれからも毎日頑張って通うことが、自分の幸せにも繋がると信じています。これからも温かく見守ってください。

 
ヒロ 

 僕はダルクに繋がって2ヶ月になりますが、すでにリラプスしました。毎日毎日逃げ出すことばかり考え、家族と話した。回復してかえるという約束を守れません。自分に後悔しています。とにかく今の目標は、薬局へ行かないこと、クリーンな自分でありたいと思っています。たった2ヶ月もクリーンでいられない自分ですが、リラプスを経験した時点で、自分の依存症という病気についての考えが改められ、ようやく自己の容認へとたどり着きました。日々のミーテイングやプログラムをベストな状態でベストを尽くせるよう頑張っていこうと思っています。まず、自分に正直に。

 
シンスケ 

 ダルクに繋がってもうすぐ1ヶ月になります。この1ヶ月で色々と今までに考えても見なかったことに気付いています。まだ先行く仲間についていくのがやっとです。刑務所ばかり行っていたので集団生活は苦にならないのですが、ココはまた違う自分自身を見つめなくてはならないので毎日が勉強です。辛いことも多いですが、これも自分自身が生き直す最後のチャンスだと思いまず一日を大切に生きていきます。

 
セイヤ 

 僕がダルク、NAと繋がったのは僕が体調不良に陥ったからです。アルコール依存症なのですが、医師からもお酒を止めるように言われていますが、どうしても止められずこちらを頼ってきました。最初は不安でしたが、実際来てみると、仲間たちが優しく迎え入れてくれて、自分一人でないことに気付き、仲間と一緒に頑張れる勇気がわきました。感謝しています。

 

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