ダルクの仲間達


トモヤ

 入寮して1年が過ぎて、クリーンも1年になります。ダルクに来て良くも悪くも様々なことを学び、様々な人を出会いました。ダルクに来た頃は自分を含め、入寮者全員がボロボロで絶望を感じていました。当時居た人は、今どこにいるのか、何をしているのか、生きているのかもわかりません。自分は徐々に元気になっていき、現在では、仕事もしており社会に復帰できました。自分なりに考えた結果、ダルクを出て、自分の脳みそを使い、自分の体を使い、自立することを決意し、今は一人暮らしをしています。不安なこともありますが、社会の有用な一員で有り続けるために、前を向いていきます。社会の「都合」の良い一員ではなく、社会の有用な一員に!

ヨシヒロ

  施設に来てから今月で1年が過ぎようとしています。短いようで長い1年間でした。たったの1年かもしれませんが、色々な出来事がありました。1年前は薬を使い続けて身も心もボロボロで底をつき、頼れる人も場所もありませんでした。さまよい続けて施設にしがみつくことができました。それからしばらくして施設の生活にも慣れ、嫌気がさし何度も施設を飛び出しスリップもしました。身内や仲間に迷惑をかけ何度も後悔しましたが、今では全部良い思い出です。その経験のおかげもあり、現在クリーンが続いています。(まだ3ヶ月間ですけど・・・)色々な事に感謝もできるようになりました。最近では健康に気を使い、栄養の管理や体力作りのトレーニングに依存をし続けています。早く施設を出て埋め合わせをしたいと願うばかりですが、しばらくの間は焦らず施設の中で仲間達とともにリハビリに専念していきたいと思います。

 
サトシ

  月日が経つのはなんだかんだ早く、今回で3度目のニューズレターを迎えることになりました。今の生活に満足しているかと言ったら全然してない、しかし今の自分には仕方のないことと納得しています。施設にいて何か変わったかと正直わからないけど、とにかく毎日やれることをやっています。先のことを考えると不安になったり自己嫌悪になったりします。しかしその反面希望もあります。自分の人生まだまだこれからと強く言い聞かせています。ここでの生活が今後の人生の糧になるようにやっていきたいと思います。

 
サトル

 薬を使っている時やいいかげんでヤル気もない時はこのニューズレターの原稿もテキトーに1〜2分でサラサラとかけるのですが、今日は紙とにらめっこしながら深く最近の自分の近況について気づけば考え込んでいる自分がいました。仲間に「いつもは簡単に書けるのだけれど・・・」と言ったら、「それは自分の回復について真剣に考えてるんじゃないの?」と嬉しい言葉をいただき満足です。自分では気づかないことでも仲間の言葉の中に自分の内面を見れるヒントが数多くあることを知る今日この頃です。

 
ショウタ

  薬を止めると色々なことを思い出します。でも今は順調に体調も良くなり元気にやれておかげさまです。でも今はこれからどこでやってく事だったり、色々考えてます。それを誰にも相談だったり出来ていません。ダルクに来て4ヶ月、長いようで短くこの生活で不満も出てきます。が自分が決めた1年はやり遂げ、それから一人で決めず頑張ってやっていければなと思ってます。長いこの生活を送ると、余計一日でも早く社会復帰したいと強く感じる日々です。

 
ジュンヤ

 再びダルクでのリハビリを始め2ヶ月が過ぎました。ここ数年間のステップ4,5を終え、自分の短所と向き合い、今後の人生を送っていきたいと思っております。

 
リョウ

 ダルクに来て2ヶ月立ちました。長いようで短いようです。来た時は正直嫌でした。薬まだやりたかったしいろんなことまだやりたかった。けれど来た理由は家族でした。親に何回もバレ、自分でやめれるとか言い訳にして、やり続けてました。薬はまだやりたいけど家族を悲しませたくないし迷惑もかけたくないと考えたら、入ってみようと決断しました。入ってすぐに仲間が話をかけてくれたりしてくれたのですごく過ごしやすかったです。ミーティングとかに神とか出てきて自分はキリスト教でやりやすかったです。祈りとかもまたやるようになりました。やっぱり薬なしの人生ってあんまり楽しそうには見えないけど、がまんするしかないなって思います。薬の欲求がやばい時は祈るなりしてます。自分が手を出してしまったらまた家族を裏切るし嫌な思いしかさせないから一日一日クリーンでがんばって過ごしています。
 
カズヒコ 

 処方薬の禁断症状で発作を起こし、ダルクに入所して約40日になります。一日3回のミーティングと2回の運動の毎日で、仲間とともに薬物のない生活を送っています。皆、使っていた薬も世代も様々ですが、薬物なしでの自立という共通した目標に向かって一日一日を大切に積み重ねています。


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