「一年の始まり」


名古屋ダルク代表 加藤 純矢


  新しい年を迎え、時が経つのも早く感じるこの頃ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 利用者の仲間や職員もですが、ここ数週間は風邪をひいてしまい、小さなダルクでは一人かかると、皆にうつってしまうのも当然のようです。 私たちはこんな一年の始まりでスタートしました。

 私個人のことで言いますと、2月に第二子の娘が生まれてきました。家に帰ると二歳の息子と赤子がいて、とても賑やかになりました。

 そして先日、退所していった仲間の訃報を聞き、改めて命の尊さを学びました。この仕事に携わり2年経ちましたが、個人的にもダルクでもたくさんの気づきを与えてもらっています。決して一人では感じることも出来なかったでしょうし、周りの人達に感謝しております。

皆様、これからも宜しくお願い致します。




                     「光の射す方へ」


名古屋ダルク職員 藤原 新太郎

 まだまだ寒い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。名古屋ダルクは風邪のピークも終わり、皆、春の訪れを楽しみにしています。

 一時はダルク利用者のほとんどが風邪をひき、全員がマスク着用でプログラムに取り組んでいました。僕自身も今年に入り、精神的にも身体的にも調子を崩してしまいました。

 人生初のインフルエンザ、憂鬱な気持ちが抜けないなどの症状で苦しんでいます。そんな中でも毎日は過ぎていき、自分に構っていられないほどの業務が待っています。過去、遊んでばかりいたツケが回ってきたな、と実感しています。

 ダルク利用者も増えました。来たときは落ち着きがなく、いついなくなるんだろうと思って見ていた仲間達も、落ち着いてきたようにも思えます。今はそんな仲間達に支えられ日々過ごしています。ダルクの仲間たち、自分自身、ゆっくりではありますが前を向き、進んでいきたいと思います。

 今後も名古屋ダルクを温かく見守って下さい。

「過去を振り返って」


名古屋ダルク職員 村瀬 光幸


 僕の過去は、16才でアルコールを覚えてから、最初は親に隠れて飲んでいました。親に見つかるたびに怒られていました。それから、家で毎晩のようにアルコールを飲んで酔っ払っていました。28歳で薬物を覚えて14年間使い続けて、最後は捕まってダルクに繋がったときは、体もボロボロでした。今は薬物を使わない人生をしています。やっと来月でクリーンが3年を迎えようとしています。それは施設の仲間が居るおかげで、感謝です。


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