宮古島トライアスロン!行ってきました

(@スイム:3q Aバイク:155q Bラン:42.195q)

ナイトケアハウス「ホープ」責任者 津山 智樹


 結果⇒バイク148Km地点でタイムアウト。これは、来年もエントリーです!

 昨夜のミーティングのテーマは“回復を楽しむ”でした。実は、此処迄たどり着くのに実に8年間を要しました。きっかけは、8年前に名古屋ダルクにつながる前に遡ります。双子の弟と、沖縄は糸満ビーチでビールを飲みながらの事でした。心も体も魂もボロボロ状態。「ナントカセネバ、コノママデハ、マズイ」と常々一人で悶々としている時期、希望を持ちたいと考えるも、行動は変わらず、ココロは孤立している状態でした。(当然の事ですが)私達は薬を使い続ける事で、大切な人達を傷つけ、自身も傷つけていた。希望を持ち続けたくても過去が重すぎて、直ぐに萎んだ。

 12年前に兄の魂は旅立ちました。兄の夢の一つに宮古島トライアスロンがあった。「俺達も散々やってきたから、いつか宮古島のトライアスロンに出て、健康な姿をオヤジやオフクロに見せてやろうぜ、兄キの供養にもなるしよ」と弟。“ソーダヨナ”と感じた。きっかけは、これでした。

 その後、名古屋にたどり着き、「ミーティングでハイヤーパワーに向かって話せば必ず実現する」と憲さん。訳も判らず話してみた。時間を要しましたが、実現。その間、多くの人の支えがありました。今回の宮古島にエントリーする事を後押ししたのは兄と交流のあった共通の友人です。希望のカケラもなかった私にも、生きる喜びが少しずつ増えています。そしてどん底からはい上がった今、自分の周りにはこんなにも多くの人が手を差しのべ続けていてくれる事実に驚き、あたたかさを感じる今日この頃です。

 針の穴よりも小さな光でも、願い信じ続ければ、時間は掛かっても必ず実現する。今は、そう信じています。意思と命の方向性が変わり始めました。これは、仲間達や友人や支援して下さる方々が、歩み寄って下さった結果です。この事と、何処から来たのかを忘れずに、Just for today ! 乗り越えられない坂はなく! 終わりのない峠はない!と自身に言い聞かせています。自身も含めて、傷つけた人達は沢山います。回復は始まったばかりですが、バイクが一踏み一踏み、踏んだ分だけ進むように、一つずつ向き合って生きます。

 名古屋ダルクに来て最初に届いた言葉、「体の健康、心の健康、魂の健康、壊した順にリハビリしていく」その先はどんなものか判りませんが、ココロの豊かさが増えていくのは確実です。ミーティングで変わり続ける仲間がそう感じさせてくれます。実際にやってみないと判りませんでしたが、八年越しの宮古島タイムアウトは、すごく悔しい!「来年は完走する」とミーティングで話します。言ってるだけでは完走できないので、行動します。(練習あるのみ!)

 “タカヤ”が自立に向け今日部屋を借りました。新しく、たどり着いた仲間も増え、名城公園でひたむきに走る姿に支えられています。

 御支援いつも、ありがとうございます。 

献金件数(ナイトケアハウス・ホープ)
2月 10件 187,863円
3月 7件 108,881円
4月 5件 111,091円
22件 407,835円

郵便振替口座番号: 00800−4−133552
加入者名: 名古屋ダルクナイトケアハウス基金


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