「刑務所メッセージ」

名古屋ダルク 柴 真也


 いつも名古屋ダルクを支援して下さってありがとうございます。

 長年に渡り全国のマック・ダルクの活動を支えて下さっていた メリノール宣教会司祭 ロイ・アッセンハイマー神父が 1月5日 67歳の生涯を終えて神様のもとへ旅立ちました。

 現在 全国のダルクで刑務所メッセージが行われています。この活動が可能になったのもロイさんのおかげでもあります。ロイさんがしたかったこと、まだ苦しんでいる仲間へのメッセージを続けていきたいと思っています。

 名古屋ダルクからは岡崎医療刑務所と名古屋刑務所へのダルクメッセージを運んでいます。昨年の10月岡崎医療刑務所へのメッセージが始まった。

 僕は薬物依存者の本人である。しかし幸いにも刑務所は入ったことが無かった。

 万全のセキュリティーシステムの高い塀に囲まれた施設内に入る。幾重にもロックされた扉を抜け集会場のような所へ入った。いつもと同じようにイスを円にして輪になり計10名程でミーティングを始めた。独特の緊張感が室内に漂う。しかし話さなければとダルクの説明と自分の体験を話した。「出所後ダルクに来る人を歓迎します」と伝えた。少しだけ質問があった。うれしかった。僕は今、毎月刑務所に通っている。

またレポートを書きます


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