相馬司教様の想い出柄沢 利和
11月8日の土曜日に、福信館有志による、恒例の大鹿村の釣り堀への行楽ドライブの運転手をさせていただきました。 毎年、司教様も楽しみにされていて、今年ももちろんご一緒されるご予定だったのですが、今年はみんなの想い出の中での参加となりました。 僕が最初にこのドライブに参加したときも、もちろん司教様も参加されてて、その時、シスター大西が司教様に毛布をかけようとしたら、「あの人にかけてやりなさい」と、前日の徹夜で疲れていて、ちょっと横になっていた僕に毛布を譲って下さったのを思い出します。 その後も何度も福信館の行事にいらっしゃって、最後にご一緒させていただいたのは、正義と平和委員会主催の強制連行され犠牲になった朝鮮人労働者の慰霊祭に御岳発電所へのツアーでした。 こじんまりした、このような行事では、司教様もとても楽しそうで、ここでは披露できないような、色々な面白い裏話を聞かせて下さったのも楽しい想い出です。 その時は僕の持っていたデジタルカメラに興味を示され一枚撮ってくれと頼まれて、撮らせていただきました。それは僕にとって宝物の一つです。 なかなか名前は覚えていただけませんでしたが、顔は良く覚えて下さっていて、いつも、気さくにお話をして下さったのに、もう会えないなんて、今でも信じられません。 朗らかなお人柄で、人気のあった司教様。天国でも、先に召された信者の方々から大歓迎で迎えられていることと思います。是非、これからも、天国から私たちの活動に力をお貸し下さい。 「ももちゃん便り」目次に戻る |