シリアへの米国の軍事行動を始め、現代世界の諸問題は、強国による弱小国の軍事侵略、資源強奪、経済侵略を原因としています。今、アベ政権は米国追随の下、歴史を顧みず、憲法改正、戦争の出来る国家作りに暴走し、いたずらに、国際紛争を激化し、「景気回復・経済成長」を声高に叫び、国民の目を眩まそうとしています。大企業富裕者層中心の政策により大震災・原発事故の犠牲者は置き去りにされ、非正規雇用労働者の増加、消費税等の大増税、社会保障・福祉関連の予算削減から格差は拡大の一方です。歴史の教科書を開くまでもなく、いつの時代も、「経済成長」は犠牲者を生み出したことを銘記しなければなりません。ましてや、キリスト者は「神」と「富」とには兼ね仕えることが出来ない、とイエスの教えの故に、「経済成長」を礼賛してはならないでしょう。犠牲者を生まない社会の構築、犠牲にされた「弱者」と共にあることこそキリスト者の道ではないでしょうか。 所謂、「ホームレス」の人々が「経済成長」の犠牲者であることを、福音書の『ぶどう園の労働者』の譬えから、キリスト者は教えられています。 今後、ますます、「ホームレス」の人々をはじめ貧困者が増大するでしょう。キリスト者の関心が、天国だけにではなく、犠牲者、貧しい人々にも向けられるよう、教区のみなさまと力を合わせて行きたいと思います。 〓炊き出し活動〓 目的 炊き出しを必要としない社会、野宿生活を強いられない社会をつくろう。 活動 1,炊き出し、等による野宿生活者との出会いと交流 2,生活保護、等による「自立」支援。 3,野宿生活者問題の理解と協力を求める広報・宣伝活動 U活動報告 <炊き出し> 1,年間炊き出し― NPOささしま共生会の炊き出しに参加。木(調理、配食)・金曜日(洗い、片付け)金担当。 協力教会、団体、個人でローテーションを組む。布池、南山、恵方町、城北橋、長浦、東海、東山、一宮、江南教会、聖霊会、樹の会、AJU、神言新学院、南山大学アヴァンギャルド、金城学院大学、名古屋インターナショナルスクール、他。 2,越冬炊き出し―12月29、31日修女連を中心に担当。 3,天白川訪問―月二回、第二、第四月曜日、食料、衣類等を持って8人を訪問。 <生活相談> 1, 衣類提供―木曜日に開催。 2, 生活相談―出所後の生活について応相談、名古屋市の自立支援センターへ照会、入所。 <交流会> 1,多治見修道院での畑作業―随時、玉ねぎ、ジャガイモ、大根の栽培、収穫をした。 <バザー> 1,春祭りとして4月23日に開催。 2,半田教会バザーにアヴァンギャルドが出店。11月26日。 <広報・宣伝> 1,『ももちゃん便り26号』を12月4日に発行。 2,ホームページ『ももちゃんネット』の開設、運営。 3,布池教会でのミサ、説教。12月17日、18日。ミサ献金の寄付あり。 炊き出し配食数(平均人数)
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