「今、パブリックコメントを募集中です」 |
今川内原発のパブコメ募集をやってます。 このほかにも鹿児島県知事や川内市長、九州電力などに抗議・要請の葉書行動も実施されています。 葉書の宛先は: ・〒890-8577鹿児島県鹿児島市鴨池新町10−1 鹿児島県知事 伊藤祐一郎 さま ・〒895-8650鹿児島県薩摩川内市神田町3−32 薩摩川内市長 岩切秀雄 さま ・〒810-0004福岡市中央区渡辺通2−1−82 九州電力社長 瓜生道明 さ ま *みなさま、川内原発再稼働反対の意見を提出しましょう。 安倍政権は原発再稼働の突破口として、九州電力に川内(せんだい)原発をこの秋にも再稼働する方針です。火山学者や地震学者から強烈な反対の声が上がっています。今、政府はパブリックコメント(意見募集)をしています。再稼働反対の意見を集中して、川内原発の再稼働を止めましょう。次に福井県の高浜原発、四国の伊方原発、浜岡原発など審査待ちの原発の再稼働に道をつけることになります。意見は短いものでもかまいません。再稼働反対の民意を表明しましょう 【川内原発再稼働に対する意見の書き方と送り先】 ・期間:7月17日〜8月15日 〇郵送・FAXで意見を出す場合 A4の用紙の最初に 住所 氏名 電話・あればFAX番号を記入する。 その下に再稼働に反対する意見と理由を書いてください。字数制限はありません。 送り先 〒106−8450 東京都港区六本木1−9−9六本木ファーストビル 原子力規制庁 安全規制管理官(PWR担当)宛て FAX:03−5114−2179 〇メールで意見を出す場合 以下をクリックすると、提出ホームがでてきます。 http://www.nsr.go.jp/public_comment/bosyu140716.html 以下に、九電の主張と九電の意見に異議を唱える学者の見解を集めました。 意見書作成の参考にしてくださればと思います。 (九州電力が再稼働を主張する理由) 次の2点です。 「原発の運用期間中に火山活動が起きるとは考えられない」。 「火山噴火時期は予測できるので、燃料の運び出しなどの対策をとる時間はある」 (学者、研究者の見解) @南九州は日本有数の火山噴火の危険地帯です。大規模な火砕流(数百度以上の火山噴火物が高速で流下するもの)を噴出してカルデラ(火山活動による大規模な凹地)を形成する破局噴火が、過去に何度か発生してきました。約2万8千年前の姶良(あいら)カルデラ破局噴火の火砕流が川内原発に達した可能性を九州電力も認めています。 A川内原発周辺には巨大カルデラが数カ所あります。火山噴火の危険性が日本で一番高い。このような場所に原発を建てたことが、そもそも間違いであった。 B今も噴火をしている桜島を含む、姶良(あいら)カルデラでは、28000年前の 大噴火で火砕流が川内原発まで達しました。今も堆積物を見ることができます。 そうなれば、川内原発は壊滅し、日本中に放射能を含んだ火山灰が降ります。 九電は「噴火の時期は事前に予測できるので対応できる」と主張し、規制委員会もこれを認めています。 しかし、火山の専門家は「噴火時期を予測することは困難」と言っています。 それが火山学者の常識です。 D規制委員会には火山の専門家はいませんので、九電の主張が素通です。 火山噴火予知連絡会会長・藤井敏嗣氏は 「我々は巨大噴火を観測したことがない。どのくらいの前兆現象が起きるか誰も知らない」(朝日新聞5月8日付け)と噴火時期の予測はできないと言っています。 破滅的な事態がいつ起こるかわからない原発を稼働させることは、福島事故を再現することになります。原子力規制委員会は 「川内原発は立地不適」とすべきです。 戻る |