昨年の12月から名古屋ダルクの職員として、研修が始まりました。僕自身も名古屋ダルクで命を救われました。2011年10月19日、名古屋ダルクに入寮して新しい生き方が始まりました。入寮した当時は、薬さえ止めてしまえばまた元のように社会で生きていけると思い自分の問題には目を向けずに生活をしていました。でも現実には自分の身の回りのことをやることも嫌で、仲間と一緒に過ごす共同生活も嫌、何から何までも嫌なことだらけで、過去はそういう嫌なことからすべて逃げる生き方をしていたことにだんだんと気づいていきました。そうやって気づいたことをミーティングで話をしていくことで、嫌なことも逃げずに向き合うことができるように段々となっていきました。薬を止めても自分の生き方にたくさんの問題があることがわかっていきました。ダルクでの生活で沢山の問題と向き合いながらリハビリをしました。ダルクでの生活を終え、社会の中で一人暮らしをしながら過ごしてきましたが、自分のこれからの人生を真剣に考えたときにやっぱり自分にしかできないことをやりたいと思い、ダルクで働くことを決めました。研修が始まり、ダルクを利用していた時にはわからなかった、職員の苦労が身に染みています。そんな苦労を感じた時に職員に対して感謝の気持ちが生まれました。自分にしかできないことをこれからも仲間たちに返していきたいと思います。至らない点はたくさん
あると思いますが、温かい目で見守ってください。
これからもご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします。
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