「悲しいお知らせです」


名古屋ダルク代表 柴 真也


 私にとって育ての親みたいな存在で、命の恩人でもある外山さんが神に召されました。まだ、実感がなく整理もつかないので、何も文章が思いつきません。ごめんなさい。竹谷神父さまが、3月に追悼ミサをして下さる予定です。

 今は静かにご冥福を祈ります。


「人生を振り返って」

 名古屋ダルク職員 村瀬 光幸

 名古屋ダルクに繋がって今年の3月で5年を迎えます。過去を振り返ってみると、色々と出来事がありました。自分が繋がって1年目の時に、自助グループでバースデイを迎えて嬉しくて、仲間の前で涙が出ました。それから、2年、3年、4年と迎えて今年で5年目のバースデイを迎えようとしています。

 今までシラフで生きることができなかったし、過去、16歳からアルコールを飲むようになって、27歳〜42歳までは覚醒剤を使いながらの人生でした。今は、ダルクに繋がってシラフで生きていて良かったし、いろんなことが与えられています。今後はこのままクリーンを延ばしていきたいです。これからもよろしくお願いします。

 


「皆さまよろしくお願いいたします」

名古屋ダルク職員 倉地 光一
 昨年の12月から名古屋ダルクの職員として、研修が始まりました。僕自身も名古屋ダルクで命を救われました。2011年10月19日、名古屋ダルクに入寮して新しい生き方が始まりました。入寮した当時は、薬さえ止めてしまえばまた元のように社会で生きていけると思い自分の問題には目を向けずに生活をしていました。でも現実には自分の身の回りのことをやることも嫌で、仲間と一緒に過ごす共同生活も嫌、何から何までも嫌なことだらけで、過去はそういう嫌なことからすべて逃げる生き方をしていたことにだんだんと気づいていきました。そうやって気づいたことをミーティングで話をしていくことで、嫌なことも逃げずに向き合うことができるように段々となっていきました。薬を止めても自分の生き方にたくさんの問題があることがわかっていきました。ダルクでの生活で沢山の問題と向き合いながらリハビリをしました。ダルクでの生活を終え、社会の中で一人暮らしをしながら過ごしてきましたが、自分のこれからの人生を真剣に考えたときにやっぱり自分にしかできないことをやりたいと思い、ダルクで働くことを決めました。研修が始まり、ダルクを利用していた時にはわからなかった、職員の苦労が身に染みています。そんな苦労を感じた時に職員に対して感謝の気持ちが生まれました。自分にしかできないことをこれからも仲間たちに返していきたいと思います。至らない点はたくさん
あると思いますが、温かい目で見守ってください。

 これからもご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします。



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