ダルクの仲間達


シンスケ

  ここでの生活も1か月が過ぎました。ここに来て、いかに自分が今まで逃げ続け、人を傷つけてきたか痛感しました。気の弱さ、臆病な心、対人関係を築くためのスキル不足、劣等感、そういった惨めな気持ちを隠して生きたかった。そのためにクスリを使い続けた。代償の大きさ、間違いにも気付いていた。でも向き合うことが怖かった。ここでの生活で、自分の原点に立ち戻りたい。自分は自分だと言える、自分は臆病だと言える、強さと素直さを必ず手に入れたい。そしてこれからの人生は今まで傷付けた人への埋め合わせと自力で困難に立ち向かう強さを持って生きていきたいと思います。

ワタル

  私が名古屋ダルクを利用することとなって早2か月が過ぎようとしています。私は平成23年8月に4年間の服役を終え社会復帰し、そこから家族の支援の元、幸せな日常生活を送っていました。しかし、今年の2月に飲み会の二次会でヤク中の女性と出会ってしまったのです。自己の倫理観の中で拒絶する気持ちもあったのですが、体から湧き出る欲求に打ち勝つことができず私は再び覚せい剤に取りつかれる生活に逆戻りしたのです。たった2ヶ月でコツコツと築き上げた社会の信用も水泡と化し、最終的にはいつも私を応援してくれていた家族からも見放される結果となってしまいました。「最後に誰かに自分の話を聞いてもらいたい」と名古屋ダルクに電話して今の生活に繋がっているわけですが、正直ここでの生活は迷いと淋しさの連続です。ただ“薬物なしの生活を取り戻したい”という気持ちは常に私の根底にあります。その渇望する気持ちが、今の私の唯一の支えのような気がします。

 
ナオキ

  ダルクを利用して早いものでもう5か月という月日が流れました。施設での生活にも徐々に慣れてきた頃でもあり、時に本来の自分というものも出始め仲間との人間関係に悩まされることも増えてきました。それでも共に回復の道を歩む仲間を信じ、日々毎日を送っています。

 
ヨシミチ

 ダルクに繋がって半年が経ちました。繋がった頃はわからない事だらけでしたが、段々と慣れていくと、人間関係での不平不満や自分の中のわがままな部分が出てきて周りの人達をとても嫌な気分にさせてしまったり気を遣わせてしまって自分のことがとても嫌になり、一人で悩んでいたら仲間に「誰でも同じ、ゆっくりやっていこう」と言ってもらいました。今まで本当に色々な形で仲間に支えてもらいながら何とか6か月歩み続けることができました。これからも仲間の支えと自分の頑張りで一歩一歩進んでいきたいです。

 
ハル

 こんにちは!私はダルクを利用して8か月目になります。ここのプログラム等にも慣れてきました。1度はスリップしたものの、クリーンももうじきで2か月となります。今は一日一日を頑張ってやっています。最近カラオケに行きました。新しい仲間達もカラオケが上手く、私は下手です…。でも楽しんでいます。又、早くカラオケに行きたいです。これからは暑くなりますから“今日だけ”パワーで乗り切りたいと思います。


 
ユウヤ 

 ダルクに来て1年9か月が経ちました。仕事に出始めて5か月が経とうとしています。仕事とダルクでの生活で慣れないこともあり体調を崩したりもしましたが、今は忙しくも充実した毎日を送っています。今後は退寮に向けての準備を進めていきます。不安になることもありますが、1つずつ乗り越えながら生活していきます。


戻る