「ホープを御支え下さる皆様へ」

ナイトケア「ホープ」責任者 津山 智樹



 平成19年開所より、おかげさまで4年が過ぎました。多くの人々が通過し、それぞれの居場所に戻っていきました。現在利用者は6名と満員状態です。当初からの目標であるグループホーム申請の住居を探し始めましたが、“薬物・アルコール依存症の回復施設”として、不動産物件を探すも、最後のところで借りることができない状態が30件近くになりました。知人の不動産屋さんに依頼したところ、オンラインでつながっており、“名古屋ダルク ツヤマモトキ X”となっていると知らされ驚きました。個人的に4LDKの物件は、可でしたが、家族連れの多い10階建です。これは後で問題になるので断ることにしました。すんなりと借りられないことはよく聞く話なので、どんどん足を運びました。でました、理想通りの物件! 3LDK隣り合わせ3階建の1階部分、然も家賃は合わせて12万円。此処で決まりだな、決まってほしい願いも込めて、“み旨が行われます事に感謝いたします”心躍りました。然し結果は不可。これはボディブローで効きましたが、祈ったのは私でした。無心ではない事を自覚しました。暫し放心。

 そんな折、三河ダルクの松浦さんと話していたところ、守山区の不動産屋さんを紹介いただき、現在のダルクから徒歩5分の物件が浮上。燈台下暗しでした。県に図面申請をお願いし面談をしたところ、22年の実績があるので好意的です。4LDK定員の申請の予定でしたが、8畳の部屋が2部屋あり、先方から6名定員も可能かもしれませんとの回答、現在回答待ちです。他地域の話を聞くと名古屋は開所より22年この間、実に多くの方々に支えられたおかげであると、つくづく感じます。22年前、名古屋ダルクを借りる際は、今よりも更にさらに状況は厳しく、“人生相談所をやる”とのことで今のデイケアが在り続けていると聞きました。今も昔もお支え下さる方々がおられることに感謝いたします。ナイトケアハウスは毎日、夏合宿の様相ですが、一人一人の顔に灯る笑顔は希望です。ありがとうございます。今日一日、み旨が行われますように。

献金件数(ナイトケアハウス・ホープ)
23年5月 3件 17,000円
6月 4件 22,000円
7月 5件 48,710円
20件 87,710円

郵便振替口座番号: 00800−4−133552
加入者名: 名古屋ダルクナイトケアハウス基金


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