「私たちの存在意義」

NPO法人名古屋ダルク 柴 真也



 9月末に名古屋国際会議場にて“第5回NA全国大会”が開催され、全国から500名もの“薬中”が名古屋に集結し、ここに名古屋ダルクメンバーも参加しました。この大会は名古屋や岐阜のメンバーが中心になり一年前から準備を進めていたものでした。

 そのイベントで「回復のわかち合い」をしました。よく知っている顔が大勢いるメイン会場を見て『“名古屋ダルク”に関わったメンバーはきっと何十人もいるんだろう』と思いました。

 会場を走りまわる小さな子供たちを追う仲間、大事そうに我が子を抱く仲間の姿、数年前までボロボロだった人が大会の主催者側で忙しそうに動き回っている姿を僕は彼らの横で雑用しつつ『自分は黒子役でいい、次の仲間たちへバトンタッチ』と思いつつ大会の3日間ずっと見ていました。

 沢山の仲間に起こった多くの奇跡がそこにはありました。活動を続けてきた答えがありました。これからも私たちは活動を続けていきたいと思わされました。

 お蔭様で名古屋ダルクは来年で20周年を迎えます。

 と話をここで終わりたいのですが、今 私たちは困難な状況です。
 とうとう後援会の活動資金が底をつきました。本当は月々のご支援が
 1番ありがたいのですが、年末だけでもいいので助けて下さい。
 お願いします。

 何とか新年を迎えて20周年フォーラムを開催したく思っています。
その時はどうか皆様、元気になった私達の姿、ダルクの存在意義を会場へ確認に来てください。


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