全てに“うんざり”して何とか自分の力でやってみようと、NAの仲間の中から逃げ帰り、実家に居ても逃げ帰った苦しみからは勿論、解放されず!!どういう生き方をしたらいいのか分からず、スポンサー(相談者)に連絡を取り、その日に名古屋ダルクでのリハビリが始まりました。 それから二年程たち、その間は一日、ミーティング・マラソン・バーベルと三拍子揃ったことを毎日“うんざり”しながらやってました。薬が六ヶ月止まった頃、アルバイトを始め、それも又“うんざり”しながらやり、何度も“自分には合わない”とか“何とかして辞めよう”と思ったけど、スポンサーには「やれ」と言われ「もっと言われて」と言われ、恨みながら毎日バイトに行きました。バイトの給料は海外コンベンション費用として預金をして、2005年、ハワイで開催されたN.A.ワールドコンベンションへ初めて名古屋から参加させてもらいました。その後もNY・マイアミと参加してきました。 今回、テキサスでのワールドコンベンションで感じた事は、そこに居る海外のメンバーとNAの一員である事が嬉しく思えたことでした。 初めてダルクへつながった頃、何もかも“うんざり”して目の前の事から逃げ、自分と向き合う事もできませんでした。自分のやり方で何度も試してみたけれど、結果は同じでした。周りの仲間の中で恥をかく事もできなくなってました。 今日、自分がダルクやNAのメンバーの一員でいられるのは自分と係わってくれた人達と自分の重症のおかげだと思っています。ワールドコンベンションは何万人のメンバーがいて、温かく受け入れてもらっているのを感じました。何年か前、「エクスキューズ・ミー」から言葉も出てこなくて、つまらないと思ってましたけど、何度か参加させてもらって、単語を並べながらコミュニケーション(?)をしています。 そして何人かの海外のメンバーとは仲良くなり、また会いたいと思っています。 何か薬を止める時から色々なことから逃げ回っていたんですが、やり続けると嬉しい事も沢山増えてきました。この先何があるか分からないけれど、今日ある事から「うんざりしながら、やる。」これの繰り返しかなーとおもっています。 |