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名古屋ダルク家族相談室からのご報告
いつもご理解とご支援をいただき 有り難うございます。
昨年一年間の電話相談についてご報告をさせて頂きます。昨年延べ208件の相談を受け 新規に168件の相談を受けました。以下新規の相談件数を見ると 地域別で最も多いのが愛知県116件で ついで岐阜県(25)・三重県（４）・静岡県（４）のほか 北陸・関東・近畿・中国・四国・九州からも寄せられました。
最初に電話を架けられた方の続柄別では 母親が79件で最も多く ついで本人(19) 父親(18) 妻（14）の順でした。やはり一番身近な母親からの相談が多いのはうなずけるところです。また家族相談室なのに当事者からの相談も増えてきました。当事者の相談は情報提供にとどめダルクを紹介することにしています。
紹介経路別では インターネットが40件で最も多く ついでダルクからの紹介36件でした。昨年と順位が逆転したのが注目されます。電話帳やＮＴＴ104で相談室を知り電話をかけてこられる方や保健所・精神保健福祉センター・精神科病院からの紹介も増えてきました。
このほかＥメールで述べ54件の相談を受けてきました。
電話相談は薬物の問題をかかえている方が 「誰」でも「困っている時」に「何処」からでも「安心」して「具体的」に相談が出来るという長所を生かし 質の高い電話相談をこれからも目指してゆきたいと思います。今年も名古屋ダルクと合わせて 皆様の一層のご支援を頂けますよう よろしくお願いします。
（文：精神保健福祉士 繁原 賢吉）
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